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内灘町千鳥台 屋根カバー工事 オークリッジスーパー

2019.10.14
スレートの劣化
築35年のスレートのメンテナンス工事です。
軒空き部分の劣化状態がひどくて、再塗装は無化という判断で新しい屋根材をこの上から施工するカバー工事を採用。
スレートの劣化
スレートは築10年くらいから劣化が見られます。
外壁以上に屋根は雨風、直射日光による紫外線劣化が出てきやすいです。
外壁は見ると分かりやすいですが、屋根は上らないと分かりません。
全体的に劣化をしてきて屋根に上ると下地が柔らかいです。雨漏れが常態化してきていて下地に水が回っている状態でした。
鉄部の腐食
棟部分の腐食です。
こちらは目の前が海という環境で三原氏は最高ですが、住宅の環境となると常に潮風を受けて過酷な環境です。
分かりづらいですが、鉄が錆びて腐食を起こして穴が開いてきていました。
防水シート張り
まずは下地の防水シート張りです。
これだけでも雨漏れがしないくらいにしっかりとした防水性能があります。
今回は仕上げ材にオークリッジスーパーというアスファルトシングル材を採用しますので防水シートも片面粘着のアスファルトルーフィングを使用します。
軒先板金部材
通常軒先にはガルバリウム素材の板金を加工して取り付けますが、今回は海が近いということで、ステンレス素材のものを使用して取り付けました。
屋根材もアスファルトシングルと言い、金属を含まない屋根材ですので、海辺の近くにはもってこいですね。
オークリッジ施工
オークリッジスーパーの施工中。
専用の釘とセメントボンドで施工していきます。
着実に進んでます。
出来上がり次第また全景をアップします。
今回は屋根のメンテンス工事で既存の屋根材の劣化がひどかったので
塗装工事によるメンテナンスではなく、新たな素材によるカバー工事の
採用でした。
今回使用した材料がオークリッジスーパーというアスファルトシングル材
でした。
こちらを提案した一番の理由としては、目の前が海ということで
塩害による鉄部の腐食を懸念しました。
屋根材自身は金属を含みませんので問題ありませんが、軒先やケラバという部分
に板金加工を施した部材を取り付ける際に、通常ガルバリウムを使用しますが、
塩害による腐食を防ぐためにあえてステンレスを採用しました。
ガルバリウムも錆には強いですが、ステンレスの役物を使用することによって
屋根材以外の細かな部分も心配なく過ごすことができるでしょう。
住宅をメンテナンスするには環境によっても採用する素材を考えるべきだと
感じる工事となりました。
あと1週間程度仕上がりますので仕上がり次第アップしたいと思います。
屋根以外にも軒天井や破風板もステンレス加工の部材を使用しますので
お楽しみに。

ガイソー金沢店
外壁診断士
西村 創

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店舗住所:石川県金沢市高尾台2丁目150
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