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ガイソー金沢店

ブログ

窯業サイディングについて

2020.04.24
ブログをご覧の皆様、こんにちは。ガイソー金沢店の基村です。今回は窯業サイディングについて簡単にご説明させていただきます。
窯業サイディングはセメント質材料・繊維質材料・混和剤を所定の割合にして、水を加えて「スラリー」と呼ばれるペースト状の原料にした後、
・抄造(しょうぞう)法 和紙や海苔製法のイメージ
・鋳込(いこみ)法 型にご飯を入れておにぎりを作るイメージ
・押出(おしだし)法 トコロテン突きのイメージ
のいずれかの方法で板状に成形されるものです。養生と呼ばれる工程で基材熱や高圧力を加えることで、セメント成分が水と化学反応を起こす「水和反応」によって固まります」。固めた後に乾燥工程で水分を飛ばし製品化させたのが硬質セメント板です。
モルタルと違い砂の代わりに混和剤を入れることによって、比重が1/2以下になり、モルタルと比較して、軽量で防火性能に優れ、安定して工場生産される規格の外壁材です。
繊維質材料の材質によって、「セメント質系」と「木質系」の2種類に分かれます。以前はセメント質系も繊維質材料の一部にはアスベストが含まれていましたが、現在は化学繊維などを利用しています。寒い地域では木質の木材繊維に雨水などが含まれると、氷点下で凍り基材が割れてしまう現象(凍害)が起きやすいと言われていましたが、現在はセメント質系とほぼ同等の高性能を発揮しています。
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