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雨漏れの原因について

2020.09.13

みなさまこんにちは
先週あたりから少しずつ涼しさを感じつことが多くなってきましたね。
秋の訪れと日の短さを感じる今日この頃です。
さて、本日は屋根の雨漏れについて説明したいと思います。
屋根の種類は大きく分けて3種類が主流になっています。
①和瓦
②スレート屋根
③板金屋根
種類によってメンテンス方法とメンテナンス時期が異なってきます。
屋根の構造は下地の野地板に防水シートと呼ばれるルーフィングを張り
仕上げの瓦・スレート・板金を施工していきます。
雨漏れの一番わかりやすい瓦の紹介をしていこうと思います。

瓦の下地の状況の確認をします。
防水シートが張ってあっても劣化して穴が開いていると防水シートの役割をはたしていません。
一般的に新築をして25年以上経過していると劣化してくるといわれています。

屋根の形状によって谷水切りと呼ばれる部分があります。
瓦のお宅での雨漏れの多くは谷水切り周辺です。
古めのお宅では谷水切りの素材が銅板を使用しています。
銅板は20年以上経過していると酸性雨の影響で穴が開いてしまうケースが多いです。
水受けの役割を果たす谷水切りに穴が開いてしまっては家の中に雨水が簡単に侵入するのです。

雨漏れの原因は様々ありますが、多くは瓦が割れている、ずれている、谷水切りに穴が開いているなど
直接的に雨水が屋根の下地に侵入しているケースが多いです。
今回は屋根の締め直しと谷水切りを銅板からステンレス板に交換させていただきました。

既存の瓦をめくります。
横に見える瓦桟も新しくします。

下地にベニヤを張ります。

防水シートを張り雨水をシャットアウトします。

瓦桟と谷水切りを設置します。

仕上がりです。
今回は締め直しと言って既存の瓦を再利用しましたので見た目には変わりないですが、下地がしっかりとしていますので雨漏れの心配はありません。

今回は瓦の現場を紹介しました。
瓦以外にもスレートや板金屋根のメンテナンスも随時紹介していければと思います。
雨漏れの原因は様々ありますので、まずは屋根点検をしてみましょう。

ガイソー金沢店
外壁診断士
西村　創

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